変わっていく。
人生も、やりがいも
荒巻 陽子
1997年 入社
シェイクシャック事業部
オペレーショングループ

学生時代の専攻は、生活科学科。様々なことが学べる中で、興味を抱いたのはアパレル分野だった。そのため、就職活動中もアパレル業界を中心に企業を検討。その一つが、当時の「株式会社サザビー」だった。しかしながら、入社後に配属されたのはまさかの「アフタヌーンティー・ティールーム」。最初は戸惑ったものの一歩ずつ経験を積む中で、飲食の楽しさに魅了され最終的にはスーパーバイザーまで務める。現在は、妊娠・出産を経て、これまでの経験を生かしシェイクシャック事業部のサポート業務に携わる。

アパレルから飲食へ、
想いが変化

学生時代に専攻していた生活科学科は、いわば「なんでもやる」場所。衣食住に関わる様々なことについて、自分の興味を軸に学ぶことができる学科でした。当時の私が夢中になったのは、デザインやアパレル。プリントスクリーンでTシャツをつくってみたり、リングを手作りしたりと、色々なことにチャレンジした記憶があります。
そのため、就職活動時の第一志望はアパレル業界。その一つが、当時の「株式会社サザビー」です。SAZABYやageteといったブランドの名前を知っていたことに加え、面接官の方々から感じた楽しげな雰囲気に惹かれ、自然と「ここで働きたいな」と思ったことを覚えています。
念願叶って入社が決まった後、意気揚々と配属先を聞けば、なんとアフタヌーンティー・ティールーム。「アパレルじゃないの?!」と、若干のショックを受けました(笑)。ただ、他社の合同面接時にアフタヌーンティー・ティールームでアルバイトをしていた方が居て、とても楽しそうにそのことを語っていた記憶があったので、「きっと良い職場なんだろうな」というイメージを抱いており、大きな不安はありませんでしたね。
配属後は、埼玉県内の店舗で、ホール業務からスタート。二年ほどで都内の店舗へと異動し、五年ほど経った頃、店長を任せて頂くことになりました。初めての店長職は苦労も多かったですが、周囲のスタッフや上司からのサポートを受け、二十八歳の時にスーパーバイザーへ昇格します。そこからは十年、腰を据えてしっかりと店舗をマネジメントするスキルを磨きました。

「前例になる」という、
想いの伝え方

キャリアの転機は、三十八歳。ちょうど、スーパーバイザーになって十年ほど過ぎた頃ですね。数年前に結婚し、子どもがほしいと考えていた自分にとって、出産は待望のライフイベントであると同時に会社の今後にとっても重要なこと。迷惑をかけてはいけない、と思い、事前に退職希望を伝えていました。
やがて妊娠が分かり、それを上司に伝える機会を頂きました。「妊娠したので、今期いっぱいで退職しようと思っているんです」そう伝えると、上司は笑顔でお祝いの言葉をくれた後、「できれば、残ってほしい」と、想いを話されました。「子どもを産んでも長く働ける職場にするためにも、産むことイコール退職にはしたくない」と言うのです。
確かに、それまでブランド内には、出産をきっかけに辞めていく社員が多くいました。アフタヌーンティー・ティールームは女性が多い職場。それだけに、キャリア形成がしにくいと誤解されていたんです。「私がこれまでに関わった、あの子やあの子。彼女たちも、出産を機に辞めちゃうのか……」そう考えると、上司が言う「辞めてほしくない」という気持ちに深く共感します。もっと、ずっと、長く働ける職場にしたい。そのために、私自身が前例になろう。そう考え、産休・育休を取得しながら、仕事を続けることを決めました。

出産。そして、
新しいフィールドへ

復帰後は、関係各所と話し合った上で、それまで携わっていたアフタヌーンティー・ティールームを離れ人事や総務、教育といった様々な管理機能をもつ経営管理部の中のコントロール課に異動。一年目は、午前九時半から午後四時半までの六時間勤務。二年目からは一時間延ばして、七時間勤務の時短勤務で働いていました。
その後、シェイクシャック事業部へ。店舗が想像を超えて人気を集める中で、サポートメンバーの人員が必要となったことがその理由です。直前までコントロール課としてシェイクシャック事業部と業務上での関わりを持っていたことも、任せて頂くきっかけになっているかもしれません。
現在の仕事内容は、シェイクシャックの営業サポート全般。数値集計や帳票作成、会議の運営や業務改善、仕組み作りや採用面接にまで携わります。学生時代の専攻と同様、「なんでもやる」場所ですね。
シェイクシャックは、まだ日本に来て数年のブランド。その歴史は、始まったばかりです。その歩みを運営サイドから支えるこの仕事は、さながら出産というライフイベントを経て取り組む、新しいチャレンジ。これまでにはない醍醐味があります。いまの夢は、十数年後、高校生になった娘と一緒に、シェイクシャックで働くこと。「大きくなったら、シェイクシャックでママと働く!」と娘も言ってくれているので、両思いなんですよ。