熱量を生み出し、
日本一をめざす
- 近藤 匠一郎
- 2017年 入社
- シェイクシャック
ジェネラルマネージャー
- 高校卒業旅行先のNYで出会ったシェイクシャックが日本でも展開していることを知り、2017年4月に新宿店のオープニングスタッフとしてアルバイトを開始。2018年11月に内部登用制度を活用し正社員へ。その間、各店舗の新規オープン時に随時1ヶ月程出張し、新スタッフの教育担当も担う。2020年3月に店長に昇格し、京都店へ。2022年10月には、関西のパーク フロント ホテル店の新店店長としてオープニングにも関わる。
シェイク シャックとの出会い
高等専門学校で機械工学を学んでいましたが、私は機械相手に仕事をするより人相手に仕事をしたい、そんな思いがあり高等専門学校は高校課程修了時の3年生で卒業。その後、卒業旅行先のニューヨークで、ガイドブックに人気だと書いてあったシェイクシャックに行ってみたところ、味やお店の雰囲気も最高で、食事をしていた際、店員さんが「きみの帽子かっこいいね」とフランクに話しかけてくれた親しみやすさにも感動。最初は観光地のすぐそばのシェイクシャックに立ち寄っていましたが、途中からはシェイクシャックが目的地になっていました。帰国後、日本にもシェイクシャックがあることを知り、私はすぐにアルバイトをすることを決めました。
アルバイトを始めてすぐの頃、研修で外苑いちょう並木店に行っていた時のこと。店内はとても混雑していましたが、フロアスタッフは私を含め2人だけ。そんな時に小学生くらいの2人の少女が僕の後ろをずっとついてくるんです。おそらくこのお兄ちゃんに遊んでもらえる!という感じで。僕はテーブルでトランプをしていたその子たちのところに行き、簡単な手品をしたところ2人ともとても喜んでくれました。「満席の状態で、こんなことしていて大丈夫かな?」と少し不安に思っていたところ、店長からの視線に気づき、「まずい」と思っていました。ところが、翌日の朝礼で、店長が「昨日、匠一郎がマジックをして、子供たちがめちゃくちゃ喜んでいた。この行動をゲストは覚えていないかもしれないし、どんな人だったかも覚えていないかもしれない、けれど匠一郎が抱かせた感情をその子たちは絶対に忘れることはないと思う。」とみんなの前でほめてくれ、本当にうれしかったです。そして、その子たちもまたお店に来てくれて常連さんになってくれました。
この出来事は、私がニューヨークのシェイクシャックで店員さんから声をかけられた思い出と共通するものがあると感じています。その時のことが頭によぎり、自分も何かしてあげたいと思ったんです。
熱狂を生み出す仕事
現在は、ジェネラルマネージャー(店長)として、主に店舗全体のマネジメント業務を行っています。チームメンバーやマネージャーの育成、地域のコミュニティとのやり取り、ブランドの発信、食材の無駄をなくしたり効率的なシフトの調整を行ったりして収益性の改善を行ったり等、様々です。もちろん、実際にゲストとお話をしたりお肉を焼いたりすることもあります。
シェイクシャックには「Stand For Something Good™」というブランドミッションがあり、それを実現するために大切にしている考え方がいくつかあります。例えば、「ウォームコミュニティーデザインプレイス=人々が集まるようなあたたかい場所でありたい」。ついでに行く場所ではなく、目的地になり、「シェイクシャックに行こうよ!」と言ってもらえるお店になるという考え方です。そういったシェイクシャックのカルチャー、大事にしていることを、働く社員・スタッフに共有、浸透させていくことが私の仕事でもあります。
そして、「自分自身がいちばん楽しむ」ということも大切にしています。自分が楽しそうにしていないと、スタッフも楽しめないと思います。私が店長になる前、先輩店長たちはいつもとても楽しそうに働いていて、自分もワクワクしました。だから、私も楽しむことで、一緒に働く皆にもワクワクしてもらいたいと思っています。
日本一のハンバーガーブランドへ
シェイクシャックで実際に働いてみて、シェイクシャックが大切にしていることを知り、身をもって体験し、更に好きになっていきました。そして何より、熱量がすごい。熱狂を生み出す力があり、みんな熱狂の中にいます。
その熱狂を、今度は自分自身が店長として創り上げていく立場。今、店長として仕事をしていて一番うれしいことは、チームとして立てた目標が達成できた時。個人の目標を達成した時よりずっとうれしいんです。何か新たな施策を行う時や、新たなルールをつくる時などは、自分が決めて一方的に押し付けるのではなく、「どうしたらいいと思う?」と、まずはしつこいぐらいみんなに意見やアイディアを聞きます。そうすることで他のみんなにも主体性が生まれ、熱狂が生み出されていきます。
もちろん失敗もありました。店長になる前、新人育成を任され始めた時、自信がつき慢心して、他のメンバーの気持ちや行動の背景を考えず、正しいと思ったルールを押し付けてしまい、浮いてしまったことがありました。当時の店長からも助言をいただき、相手のことを考えながら、尊重しながら、取り組むように変化していきました。自分の姿勢を正すことで他のメンバーとの関係が改善できたと思います。
シェイクシャックは、まだまだ新しいブランド。みんなで一緒にこのブランドを創り上げていくのは本当に楽しいです。シェイクシャックで様々な経験ができているからこそ、これからのシェイクシャックのことも考えて、個人的には更に社員の育成に力を入れ、いつかシェイクシャックを日本一のハンバーガーブランドにしたいです。シェイクシャックのカルチャーの伝道師と呼ばれるようになったらうれしいですね。

サザビーリーグ の採用理念はこちら